このブログは、「良いと思ったものをおすすめする」ことを大切にしようと思っています。
が、これだけは、絶対におすすめできない!と思うことがあります。それは
外貨積み立て
です。
mgmgは2016年初~2017年初の1年間、某M メガバンクでの外貨積み立てをやっていました。
毎日500円ずつコツコツと、1年間。254日。
トータルで127000円払いました。積み立てたのは1170ドル。
しかし、2016年といえば、ドル円相場が120円~100円と大幅に揺れた一年間でもありました。
127000円÷1170ドル=108.54円/ドル(1年間の平均レート)
そして、2020年8月23日現在。
ドル円レートは 1ドル105円。
円に換算すると・・・122850円です。5000円の元本割れ!!!
もちろん、外貨預金のリスクについて銀行の方からは説明を受けました。
たかが1年間というものの、不勉強・知識不足の状態で手を出してしまったことを後悔しています。

私と同じような思いをする人が出てほしくない!
という一心で、今日は書きます。5年前の自分に見せたい。
- 外貨積み立てのデメリット
- 2020年8月現在の出口戦略
- 外貨積み立てに替わる 投資は?
外貨積み立てのデメリット
ドル円相場のレートが読めない
積み立てをしていたときよりも、円安が進めばいいのですが。ここ最近は110円をつけることもあまりないです。
11月の大統領選挙でも、円安に進むのか、それとも円高が進むのか、予想はとても難しいです。
為替手数料が高いわりに、利率はよくない
外貨預金のメリットは「利率が良いこと」ですが。
実際に外貨預金をしてみて思うことは、「為替手数料をカバーできるほどの利率ではない」ということです。
確かに、利息だけで言えば、日本の銀行に預けておくよりはよいですが、為替手数料を入れると、むしろマイナスか?という感覚です。
出口戦略:マイナスにならないタイミングで円に戻す
ここ数年間、外貨預金は塩漬け状態だったのですが、待てど暮らせど円安にならないので、出口戦略を考えました。
1ドル110円になったら円に戻す
先ほどの計算で、平均レートが108円であることが分かりました。
為替手数料を考えても110円になれば、元本割れはなくなるので、それまでは待とうと思います。
1ドル100円を切ったら損切り
個人的には「ネット銀行があれば十分」と思っているので、メガバンクは解約したい、という気持ちがあります。住所や名義変更など、ネット銀行に比べると、とても手間が掛かるからです。
このまま持っていても、円高が進む可能性もあります。
100円よりも円高が進んだら、潔く損切りします。マイナス分は勉強代ということになりますね。
外貨積み立てに替わる投資は?
2016年に戻れるとしたら、、、外貨積み立てに替わる方法を考えました。
知識がないうちは、ひたすら貯金。
- 外貨積み立てのリスクについて、「うーん。よくわからないな。」といううちは、
- ひとまず「日本円で貯めておく」という方法がベストです。
- 元本割れのリスクはありませんからね。
- 積み立ても、日本円の方が、レートの変動を考えなくてよいです。
外貨積み立ては、「5年前の私には早かった。勉強不足だった。」というのが、本音です。
外貨積み立てをやるなら・・・
- もしも、外貨積み立てに興味があるなら。
- 2016年に戻って、外貨積み立てを始めるなら。
- 「ネット銀行」ではじめます。
- 私だったら「楽天銀行」を使います。楽天証券との連携もばっちりです。
- 為替手数料が安い。
- 外貨を積み立てた後に、米国株の投資に使うことができる。
「SBI銀行」も、為替手数料が安いようです。
この辺りも、よく比較して決める必要がありますね。
外貨積み立ては、立派な投資です。しっかり勉強して行わないといけません。とてもよい勉強になりました。
今後は、日本株・米国株について、もっと勉強して発信していきたいと思っています。