内定を2件ゲットしたのに、教員からの転職をあきらめた理由

教員からの転職

私は2018年にも一度転職活動を行いました。

その時は、エージェントを活用して、6社ほど面接。2社内定をいただきました。

内定をいただいた2社は 「IT系事務職」「英会話学校のコンサルタント」でした。

初めての転職活動で、内定を2社ゲットしたのに、私が内定を辞退した理由を紹介します。

こんな人に読んでもらいたい記事です
  • 教員をやめようか迷っている。
  • 転職活動になかなか踏み出せない。
  • 教員を辞めたいけれど、決心できない

教員からの転職を成功させた事例は見かけますが、教員からの転職をあきらめた事例はレアかと。

どうして、転職をあきらめたかというと

・まだまだ教員としてやりたいことがあると気付いたから

・教員以上にやりたい仕事がなかったから

・教員から転職する際に手放すものの大きさに気付いたから

です。

結論としては

教員の仕事に対して不満があるなら、まずは転職活動をしてみましょう。

転職するかどうかは、内定をもらった後に考えればよいです。

教員の勤務内容が好きだと気付いたから

2年前の転職活動の軸は、「働き方を変えること」の1点でした。

そのため、残業時間の少ない求人を中心に紹介していただきました。

その中で選考に進んだのがIT系の事務職でした。

事務職・・・仕事内容が退屈そうと思った

IT企業の事務職の仕事は、会社自体の経営方針はとても共感ができ、また、会社側も私の性格を気に入ってくれていました。

ただ、改めて内定をもらった際に、「毎日退屈そうだな」と思ってしまったんです。

教員は同じ日は二度とこない仕事内容です。それが良くも悪くもありますが。

事務職は少し退屈な毎日になりそうだな、という気持ちが芽生えてしまいました。

英会話学校コンサルタント・・・業務内容は◎

英会話学校のコンサルタントは、仕事内容としてはとても魅力的でした。

少し、自分の英会話力に自信はなかったですが。

同じ職場に ネイティブがいてコミュニケーションが取れるという環境。

チャレンジしてみたいなという思いがありました。

ベンチャー企業なので、社長さんともお話をさせていただき、すごくいい会社でした。

教員以外にやりたいと思う仕事はなかった

転職エージェントから送られてくる求人を見ても、正直やってみたいという仕事はありませんでした。

教員という仕事にあこがれてここまできているので、代わりの仕事といってもなかなか見つからないというのが本音でした。

今も、「代わりにやりたいことを探すのは難しい」と思っています。

働き方や将来性という面から、WEBマーケティングに興味が出ているところです。

IT業界は将来性があり、合理的な働き方ができそうだなと思っているからです。

教員の給与・休日についての魅力に気付いたから

事務職・・・年収100万円減 

事務職の仕事に踏み込めなかった理由が、年収です。

教員は給与はいいという話は有名ですが、実際に転職活動をしてみて感じたことは

「一般企業に行くと年収めっちゃ下がるなー」ということです。

その当時は「海外旅行にはもういけないかも」と思うと、一歩踏み出せませんでした。

その後、シンガポールとオーストラリアに行けましたが、それは教員の給与があってこそだと思います。

やはり、年収が下がるという点が大きなネックになりました。

もちろん、自分の気持ちに値段がつけられないので、ここは妥協するポイントなのかなとは感じています。

英会話学校コンサルタント・・・シフト勤務だった

英会話学校の学習コンサルタントは、平たく言うとサービス業なので、土日休みではなくなるという環境でした。

平日休みになる = 土日休みの友達と会いづらくなる という点がネックになってしまいました。

教員は、カレンダー通りのお休みです。

土日出勤さえしなければ、休みの日は確保されています。

私は、土日出勤は意地でもしない、と決めています。

一年目のときは、持ち帰り仕事もありましたが、現在では持ち帰り仕事はほぼありません。

貴重な土日休みがなくなってしまうというのが、当時の自分には受け止められませんでした。

教員という夢を捨てきれなかったから

2018年の年始に、内定を2社いただき、教員を続けるか、事務職か、コンサルタントか迷った私の下した結論は

「この教員という仕事で自分の理想の働き方が実現できるようにもう少し頑張ってみたい」ということでした。

そこで、異動を希望して違う小学校で働くことになりました。

2018年当時の選択としては、正しかったと思いますし、それによって海外旅行に行け、安定した収入を維持できたと思うので、得られたこともあります。

ただ、あの時感じていた「教員に対する不満」というものの根っこがなくなったわけではなかったのです。

2020年現在、少しでも環境が不安定になると、「やっぱり転職した方が良かったかな」という気持ちになってしまうのです。

まとめ 教員の給与とカレンダー通りの休みは魅力

2018年の経験より、教員の給与と基本的に土日休みである点については、私は魅力的な点だと思っていました。

今でもその思いは同じです。

教員と同じく土日休みで、あまり給与が下がらない仕事があれば、転職したいと思っています。

ただ、そんな仕事は、存在しません。

結局、何かを手に入れたかったら、失うものがあることを覚悟しないといけないんですよね。

今は、教員の仕事を辞めることで失うものについては、納得ができました。

自分の中で、何を優先するかがすごく難しいのが転職です。

理想的な働き方を求めて、一歩踏み出すことができるのか、

それとも、将来を見据えて、この仕事を続けていくのか。

どちらの道を選ぶべきか、しっかり考えていくことが大切です。

それに気づくためにも、一度転職活動をしてみることを強くおすすめします。

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