教員の職務経歴書の書き方3ステップ【実物公開】

教員からの転職

いざ、転職活動を始めたものの、職務経歴書になんて書いたらいいのか分からないよ。とくに売り上げを上げたことがあるわけでもないし、アピールできるものがない。職務経歴書で教員の仕事をどうやってアピールしたらいいのか知りたい。

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初めての職務経歴書、全然思いつかなくて困ってしまいますよね。私は2回の転職活動を経験し、2回職務経歴書を作成しました。

この記事はこんな人におすすめ
  • 教員から転職するために職務経歴書を書いているけれど、書くといい内容が分からない。
  • 教員から転職した人はどんな職務経歴書を書いているのか知りたい。
  • 職務経歴書に書きたい内容はあるものの、どんな構成で書いたらいいのか分からない。

この記事で分かること
  • 職務経歴書を書くために 必要な下準備
  • 実際にmgmgが使った職務経歴書全文
  • 教員からの転職における職務経歴書の書き方のポイント

私は今回、自己応募でこの職務経歴書を6社に送り、4社書類選考を通過しました。

(転職サイトは職務経歴書を使っていないため、応募数から除外しています。)

うち1社から現在内定をいただいています。

2年前の転職でも職務経歴書を使って2社内定をいただいているので、教員の職務経歴書作成実績あり。

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職務経歴書とは?

そもそも、職務経歴書とは、何のために書くものなのでしょうか。リクナビネクストによると

職務経歴書 -「何ができるのか」をA4サイズ1~2枚で伝える-

これまでの業務経験や、入社後に仕事で活かせる知識・スキルなど

履歴書と職務経歴書の違いとは? (リクナビネクスト) https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/5288/

とのこと。

要するに、「今まで何をしてきたか」「これから何ができるか」を応募企業に分かりやすく伝えるための書類です。

職務経歴書を作るためには、これまでの教員人生で行ってきたことと、これから力を発揮していきたいことを棚卸する必要があります。

ここで、教員からの転職で難しさを感じるのが「数値による達成度」が示しずらいということ。

営業などであれば、売り上げ達成を数値で実績として示すことができますが、

教員にはそもそもノルマがありません。数値による仕事内容の評価が難しいと言えます。

また、職務経歴書の書き方を検索しても出てくるのは、教員向けではない例文が多数。

何を、どう書いたらいいのかが難しいという悩みがあります。

まず、実際に私が使った職務経歴書(教員向け)を公開します!

めぐの職務経歴書 公開

個人情報に関わる氏名や学校名は、非公開にしていますが、それ以外は全て実際に活用した情報です。

転職活動終盤には、ここからさらにブラッシュアップした職務経歴書を使いました。

この記事で詳しく説明しています。

この記事では、職務経歴書に書く内容を洗い出すためのポイントを詳しく説明しています。

私は以下のような流れで職務経歴書を書いてみました。

①自分の経歴を1年ごとに書き出す。

②その経歴のうち、数値によるアピールや、企業でも汎用性のあるものをピックアップ。

③抽象→具体→応用の構成で職務経歴書を書く。

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

職務経歴書に書く内容を見つけるために 

教員人生を1年間ごとに振り返る

以前の転職日記でも書いたように、実は2年前にも転職活動をしていたため、以前使った職務経歴書が残っていました。しかし、経歴が増えたこと、さらに企業にアピールするために、ブラッシュアップをすることに。

まずは、これまでの教員生活で何を考えたか、何をしてきたかの大枠と、1年間ごとにしてきたことを振り返ってみました。

私の場合には、

何を考えてきたか→子供たちが、自分でどうしたらいいのか考えて行動できるように成長を促すこと

そのために何をしてきたか→授業で考える場を確保すること、手を貸しすぎないこと、ルールや目標を設定し、達成度を見取ること

が大枠に当たりました。

そして、1年目~6年目でしてきたこととしては

1年目→個別指導が必要な児童が多い学級を担任。組織対応の大切さを学ぶ。校内研究授業者。エゴグラムを活用した分析により、児童の実態を把握した授業を提案。問題解決型の授業

2年目→校内の特別活動部員として、クラブ活動を運営。地域の方、高校生、児童や教職員の全体の動きを理解し、1年間の計画の見通しを立てる。学級経営では、個別の目標カードを活用して、達成状況を視覚化。校内研究授業者。児童のアンケートを基に独自の教材を作り、それが教育雑誌に取り上げられた。

3年目→図書館担当として、読書活動の達成度を数値化。各クラスの達成度を担任に伝達することで、担任の先生に「声掛け」を意識づけた。対応の難しい保護者に当たるも、児童の良さを伝え、信頼関係を築き、年度末には感謝のお手紙をもらった。

4年目→各教科の進度を率先して考え、評価基準を提案。担当の仕事でなくても、自分がやるべきと思ったら率先して行った。後輩の考えを聞き、実践しやすいアドバイスをしながら、学年づくりに取り組んだ。不登校児童への対応。

5年目→初異動。学年の先生とコミュニケーションを密にとった。今までの経験から「こうするとよいのでは」と考えたことを積極的に提案した。

6年目→学年主任。学習の進度や授業を提案。教育実習生の指導教官。学級満足度が、全国平均のよりも、38%ほど高い学級経営。

があると考えました。

振り返る視点としては「校務分掌」「学級経営での問題解決事例」「仕事するときに意識してきたこと」があります。

この時点では、「このときはこんなことをしていたな」とサクッとまとめる程度でもよいと思います。

具体的な事例があればあるほど、次の「身に付けた力をまとめる」ときの材料になります。

教員生活で身に付けた力をまとめる

6年間の教員生活を振り返り、自分が教員の経験から身に付けたことは次の9つであると考えました。

  1. 個に合わせて対応する力。多様性を認める力。
  2. 教育実習生、後輩と相談しながら仕事を進める力
  3. 組織的に対応する力
  4. 正解がない問いに対して解決策を複数想定し、試行錯誤する力
  5. 集団の方向性を決めて、児童を導く力
  6. 計画的に仕事を進め、限られた時間の中で成果を上げる力
  7. 突発的な出来事に対して臨機応変に対応する力。
  8. 多種多様な仕事内容に対応する力
  9. 必要だと思った自分から進んで取り組む力

この中から、特に、1と2・4・8が第一志望であるWEBマーケティング職にアピールすることができる点だと考え、この3点を掘り下げて、職務経歴書を作成しました。

アピールポイントを定めて、具体例を書き出す

1と2をまとめて「相手の気持ちに思いを馳せて、よりよい方法を生み出すことができる力」

4は「課題、問題の原因を分析し、複数の解決策を考え、課題を解決することができる力」

8は「業務の重要度と緊急度を整理して、優先順位を決めて仕事を行うことができる力」として職務経歴書を作成することにしました。

「相手の気持ちに思いを馳せて、よりよい方法を生み出すことができる力」では、児童の自主性を伸ばすための関わり方と、教育実習生、後輩との関わり方の2つを具体例にしました。

「課題、問題の原因を分析し、複数の解決策を考え、課題を解決することができる力」では、不登校への対応と、算数の成績をアップさせるための手立てについてを具体例に。

「業務の重要度と緊急度を整理して、優先順位を決めて仕事を行うことができる力」では、一年間を見通して多忙になる時期を予想して仕事を進めること(成績処理を即時行うこと)と月残業時間が45時間以内になっていることを具体例としました。

あるWEBマーケティング会社の方からは「職務経歴書でこれまでの経歴を数値でアピールできているかどうかを見ている」と教えていただきました。

正直、私の内容では、書面での数値アピールは足りていないと思ったため、企業に応募する前に、数値実績を足すなどの工夫をしました。

転職活動も面接が進むにつれて、自分のアピールポイントが分かってきました。

具体的には、学級満足度の全国平均との比較や担任してきた児童の人数など、できるだけ数値を用いて説明できる部分があることに気付いたんです。

その経験を基に、職務経歴書をアップデートしていきました。

自分の教員としての実践の中から「もっと数値でアピールできないか?」と考え、改良を重ねていくとよいですね。

職務経歴書は 抽象 → 具体例 →応用 で伝えよう

実際に職務経歴書の文例を書き表す際には、

抽象 :タイトル(伝えたい内容を一文で)

具体例:実体験2つほど

応用 :企業でも生かせる締めの一言

を意識して書き表しました。

2年前は、最後の「締めの一言」がありませんでした。

職務経歴書の「これから生かせる力を伝える」という意味で、「この力を企業でも使えますよ」という一文を入れましょう。

今回、私が作った職務経歴書は、企業サイトからの自己応募だけでなく、エージェントからの応募にも使ったので、どの企業にも当てはまる一文を付けました。

企業サイトで直接その企業に応募ができるなど、対象とする企業が明確になっている場合は、最後の1文を、「応募企業ごとに変える」という工夫をすると、さらにいいですね。

ついつい、職務経歴書は同じものを使いまわしてしまいがちですが、できる範囲でアレンジを加えるとより志望度が伝わります!

まとめ

今回は、私が実際に使った職務経歴書を公開しました。

この作成に当たっては、エージェントから「前半部分を箇条書きにするとよい」というアドバイスをいただきました。転職エージェントは、職務経歴書の作成について、アドバイスをくれます。

しかし、添削をしてもらうには、まずは自分自身で職務経歴書を作る必要があります。

この職務経歴書作成は、転職活動で乗り越えるべき第一ハードル。

この記事を見ながら、これまでの教員経験でのアピールポイントを見つけていきましょう!

職務経歴書の枠は リクナビネクストの「編年体式テンプレート03」をいただきました。

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実際に内定を獲得した最終的な職務経歴書サンプルを見たいという方にはこちらの記事がおすすめ。

この転職を通して「教員からの転職を応援することを通して、社会に貢献できる人間になりたい」という気持ちが芽生えています。

価値提供の一つとして、教員からの転職相談や、職務経歴書の添削をします!

まずは、ツイッターからDMいただけるとありがたいです。

お読みいただきありがとうございました。

コメント

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