コロナ禍で教員から転職して、どんな仕事してる?

教員からの転職

こんなコロナ禍で教員から転職した人なんているのかな。

今、どんな仕事をしているんだろう。

めぐ
めぐ

2021年3月末で6年間勤めた小学校教員を退職しました。

今はカスタマーサポート職として働いています!

コロナで転職先なんてあるのか…

実際に転職した人が身近にいなくて、教員から転職できる気がしない…

そんな人に、実際にコロナ禍で転職した私の現在について紹介します。

こんな人に読んでもらいたい記事です
  • 教員から転職しようか迷っている
  • 「教員辞めたら人生終わるかも」と心配な先生
  • 転職した後に何をしてるのか興味のある方
この記事を読むとこんなことが分かります
  • 思い切って転職してよかった 教員からの転職に後悔はないです
  • 教員以外にも自分が働くことのできる場所はあります
  • 未経験のスキルなしでもIT系企業に転職できます

それでは、順に詳しくお伝えしますね!

教員から転職してどんな仕事をしているの?

私は2021年の4月から某IT系企業でカスタマーサポート職として働いています。

電話やメールを使って顧客からの問い合わせに対応する役割です。

お客様サポートセンターというイメージが分かりやすいですね。

具体的にはどんな仕事しているの?

Call Center, Headset, Woman, Service, Consulting

IT系企業で主にソフトを売っているので

「ソフトの使い方が分からない」とか「なんだか操作を間違えてしまった」といった

お客様からの問い合わせに答えています。

お答えするためには、業界の法律や制度の知識とシステムの理解の知識が必要になるので、

入社してすぐのころは、毎日覚えることばかりでした。

めぐ
めぐ

今ではだいぶ慣れてきて、スムーズにお答えできるようになりました。

どうしてカスタマーサポートを選んだのか

そもそも、採用は「インサイドセールス職(営業職)」でした。

こちらの記事が内定獲得した際に書いたものです。

その時には、「4月からインサイドセールスとして働きます!!!」と宣言したのですが、

入社後に、さっそく体制変更があり、「カスタマーサポート職」に

転職活動の一環でやっていた、ストレングスファインダーで

「営業には向かない。カスタマーサポートは適性あり」と出ていたので、

そういう運命だったのかもしれません。

これは、自分の強みを客観的に分析するためには良い本です。

転職活動の中で、自分の強みと、これからの将来性を考えた時に

IT系の企業、そして、SaaSという仕組みの中で、営業としてかかわっていきたいという思いが強くなりました。

そして、この職種であれば自分の強みと経験を活かすことができると思ったのです。

そこで、「IT系企業」「インサイドセールス職かカスタマーサポート職」として

転職活動を軸に進めることにしました。

教員と転職先、どっちが大変?

私主観で答えますと、

めぐ
めぐ

圧倒的に先生の方が大変!

転職したいと夫や母に相談したときは

「先生だけがしんどいわけじゃない。どの仕事もしんどいから、頑張って続けろ。」

と怒られました。

確かに、今の仕事にも大変なときはありますが、教員時代の比ではないです。

実際に転職してみて、民間企業と教員の大変さを比べてみた記事はこちら

転職先してよかったなと思っていること

一か月働いてみて、「転職先の方がいいな」と思ったことは次の3つです。

  • 精神的に余裕がある
  • 体力にも余裕がある
  • 仕事に対する価値観の方向性が近い

それぞれ説明しますね

精神的に余裕がある

システムのコールセンター業務なので

自分はちゃんと設定しているのに、エラーが出る!なんで?

とか

何回も聞いているんだけど、全然操作が覚えられない。使いづらいんだけど…

とか、やんわりクレームみたいなことを言われることもあります。

でも、別に私個人のことを批判しているわけではない

と思うと、気持ち的に楽になりました。

これが教員時代だと

うちの子は悪くありません!先生が悪いんですよ!!

みたいな保護者もいるじゃないですか。

算数嫌い。先生の教え方分かりづらいから、話聞きたくない。

みたいなことを言ってくる子もいますよね。

そうやって、自分のことを責めることが減ったので精神的に楽になりました。

体力的にも余裕がある

person lying on chair and facing on body of water

在宅勤務ができ、かつ仕事中ずっと座っていられるので、

「体力的に疲れたな」と思うことがほとんどないです。

通勤時間が無くなるだけで往復分毎日2時間、自分の時間にあてられます。

教員時代なんて、1日の間で座れるのは

給食食べてる10分間と自習の丸付けしてる20分間、放課後の2時間ぐらいだから、合計3時間もないですよね。

それが1日のうち8時間座ってられるだけで、疲れなくなりました。

教員時代は22時就寝6時起床でしたが、今は24時就寝7時起床ぐらいになりました。

仕事に対する価値観の方向性が近い

論文, 仕事, ファイナンス, 資料, オフィス, 空気, 分析, 申し込み, ブレーンストーミング, 社会人

入社初日に「この会社の理念とは~」や

「仕事をすすめる上でのスタンスとは~」をインプットされました。

会社の目標に対して、自分たちの所属する部門、個人の目標が明確になっているところが、会社の好きなところです。

あとは、基本的に人と人とのコミュニケーションはずれるのが当たり前、という前提で、

そのずれをどう埋めていくか、を考えている雰囲気があるのはすごくいいと思ってます。

教員時代は「みんな違ってみんないい」を押し通すあまり、

みんなで一つの方向に向かって仕事してる感がなかったことが、ストレスの一因だったんですよね。

その辺はある程度、今の会社で解消できそうかなって思ってますね。

お客様に直接感謝される

直近で行っているお客様との関わりとしては

「自社のシステムの操作で困っている人の問題を聞き取り、正しくご案内する」

ということです。

お電話の終わりで

聞いてよかった!できてよかったです

という声をいただくことができると、案内できてよかったな~と思います。

誰かの抱えている問題を解決することが好きなので、やりがいを感じています。

その点においては今のところ楽しく働けてます!

転職して、大変だなと思ったこと

基本、転職してよかったな、と思っているのですが、

一方で、この1か月、辛かったことももちろんありました。

具体的には次の3点ですね。

  1. 仕事する環境の変化に脳と体がついていけない
  2. 自分のPCスキルが低すぎ
  3. 自分が今、何のための作業をしているのか見通しがもてない

それぞれ説明します。

仕事する環境の変化に脳と体がついていかない

小学校教員のうちは、教室では学級30人の子供たちの状態を瞬時に把握して行動しないといけなかったです。

6年間五感をフルに使って働くことに脳と体が慣れていました。

入社して1か月は研修の一環で本社にいたのですが、周囲の話し声などが気になってしまって、

2週間ぐらい頭痛でしたね。。。💦

今は、在宅勤務だと静かな中でお仕事できるので、ありがたいです。

自分のPCスキルが低すぎた

タイピングスピードだったり、情報検索スピードだったり。

IT系の知識が疎いことで、入社したてはかなり苦労しました。

転職するしないに関わらず、MOSの勉強すると、知識もスキルも増えますね。

下のテキスト買って、自分で受験するだけで、

「最低限のPCスキルあります!」という証明ができますからね。

自分が今、何のための作業をしているのか見通しがもてない

やはり全く新しい環境に飛び込んだので、仕事の見通しが持てず、苦労しました。

色々と仕事は教えていただきつつ、やっていましたが、

「これは全体の仕事のうちの果たしてどの部分なのか?」が全く分からず。

それでも少しずつ回数を重ねるうちにできる仕事は増えていったので、

何事も、トライしてみるべきです。

教員から転職してお給料はどうなったの?

教員時代は手取り24万円程度でしたが、今は手取り20万円ぐらいです。

年収ベースだと教員時代は500万→転職後は340万なので、-160万ぐらい。

年収ベースで考えると結構ダウンしましたが、

自分の健康的な生活はお金には代えられないです。

教員からの転職で年収がどれくらい下がるのかということについてはこちらの記事でまとめています。

コロナ禍でも教員からの転職は可能

実際にこのコロナ禍で教員から転職した私の実体験についてお伝えしました。

正直、簡単ではないですが、不可能ではありません。

20代の若いうちに自分のことをよく考えて、新しいチャレンジをするのもいい選択ですよ。

もしも次の3月に転職したいと思っているのであれば、こちらの記事で転職活動の流れを説明しています。

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