
教員から転職したらどんな生活になるんだろう
具体的な生活のイメージが知りたい
ずっと教員として働いていると、民間企業に転職した後の働き方のイメージが湧かないですよね。
今日は、実際に私が転職して感じた転職後の生活の変化についてお伝えします。

私は6年間小学校教員として勤務しました
2回の転職活動を経験して、民間企業に転職したので
誰よりも教員からの転職で悩んだ経験があります
- 2019年、26歳 初めての転職活動をして内定2社獲得 →教員続行
- 2021年 28歳 コロナ禍で2回目の転職活動 内定3社獲得
- 2021年 4月より、IT系企業カスタマーサポート職として勤務
Twitterで(@mgmg05311)教員からの転職を発信してフォロワーは1900人以上!
- 教員から転職後の生活の具体的イメージが知りたい
- 民間企業での働き方に興味がある
- 教員から転職後の生活タイムスケジュール
- 教員から転職して変わったこと
- 教員から転職したプラスの変化、マイナスの変化
この記事を読むと、「民間企業で働いた一日の時間の流れ方」を知ることができますよ。
教員から転職後の生活タイムスケジュール
教員時代の働き方と転職後の働き方をそれぞれくらべました。

それぞれ具体的に説明しますね。
教員時代の働き方 休憩はなし&家は寝る場所

教員時代は朝6時には起きて、出勤。定時前に学校について、仕事をスタートしていました。
一度仕事が始まると、後は退勤するまではノンストップ。
給食は流し込むように食べ、幻の休憩時間は事務作業などでつぶれました。
私の場合は、残業は極力減らしたいという希望があったので、
だいたい6時頃には退勤していましたが、それでも体力的にはかなりギリギリでした。

教員の勤務時間は8時~17時ですが、私の場合は休憩なしの7時半~18時
帰宅してからも、基本的に夕食づくりは夫に任せていて、自分にできることは食後の皿洗いのみ。
それを終えてお風呂に入ると、もう眠気がやってくる、というような一日でした。
転職後の働き方 通勤時間・残業時間の分、自由な時間が増えた

転職後は、勤務時間が9時~18時で在宅勤務になりました。
勤務時間開始が遅くなり、通勤時間も必要なくなったため、
朝は7時に起きてから洗濯や昼食・夕食の準備をこなしても時間が余ります。
最近は朝ヨガをやってから、一日をスタートしていますが、とても爽快な気分に。
勤務開始の10分前に、PCの電源をつける生活です。
勤務時間中は忙しいですが、基本的に休憩時間は1時間とれます。
残業も、トラブルがなければ定時+30分で退勤できて、そこからすぐに夕飯を作っています。
教員時代に帰宅していた7時過ぎには、夕食も終わっているので、
その後の時間は完全に自由に使うことができています。

夜も疲れ果てて寝てしまうことがなくなったので、ヨガをやって気持ちをリラックスしてから寝ています。
教員からの転職後の生活で変わったこと
生活にゆとりが出て、精神的・肉体的に疲れることが減りました。
生活面・精神面・肉体面に分けてそれぞれどんな変化があったのかをまとめます。
生活面の変化
生活面の変化は次の3つです。
- 朝夜に時間のゆとりがある
- 在宅勤務ができるようになった
- 家事をする機会が増えた
教員時代は起きたらすぐ朝食、すぐ出勤でしたが、
転職後の今は、のんびりヨガをして目を覚まし、朝食を食べ、洗濯をしてから始まる一日なので、ゆとりがあります。
また、教員時代には絶対にできなかった在宅勤務ができ、毎日完全フルリモートです。
この在宅勤務ができていることが、毎日の生活にゆとりがある一因でしょう。
その分の時間、家事に充てられているので、教員時代は夫に任せきりだった家事がこなせるようになったので、主婦としてのスキルもアップしています。
教員時代にできていなかった家事をこなすことができて、自己肯定感も高まってきました。
精神面の変化
精神面の変化は次の3つです。
- 感情労働が減った
- リラックスできる時間が増えた
- ストレスが減って家庭が安定するようになった
やはり、教員自体の働き方は感情労働でした。
もちろん、子供たちの成長に感動することもあれば、怒りたくなくても指導しなければいけないことも。
今は仕事上で感情に振り回されることがなくなりました。
また、朝や夜の時間が仕事からは完全に開放されています。
教員時代は、仕事のことを引きずってしまってなかなかリラックスできない時間も多かったです。
今は、勤務時間以外は仕事のことは忘れて過ごしていますね。
また、教員から転職するかどうか迷っていたころは精神的に不安定で、夫にかなり支えてもらっていました。
自分の精神状態が落ち着くようになったことで、夫婦での喧嘩はほぼなくなり、関係性はとても安定しています。
肉体面の変化
最後に肉体面の変化は次の3つです。
- ずっと座っているので、体が疲れづらい
- 休憩時間があるので、夕方でも頭がさえている
- 妊娠中や40代50代になってからなど、体力面の心配をしなくていい
教員時代は、朝教室についてから、夕方職員室に戻るまでは基本的にずっと立ちっぱなしでした。
体育の授業があったり、休み時間は子供たちと鬼ごっこすることもあったので、運動量も多かったです。
今は完全にデスクワークで、一日中パソコンとにらめっこ。
座っているので、体力的に疲れることが一気に減りました。
また、休憩時間には余裕があればお昼寝もできるので、夕方6時ぐらいになっても頭がボーっとすることは減りましたね。
正直、教員時代は「妊娠中に立ちっぱなしの仕事はしんどいのではないか」
「今はまだいいけど、50代になったら体力的にしんどそう」と思っていましたが、
今の仕事だったら、ある程度年齢を重ねて体力が落ちたとしても心配ないかと思うぐらい体力的には疲れません。
教員から転職後の生活でプラスの変化・マイナスの変化
教員から転職後の生活の中でプラスの変化とマイナスの変化をまとめると次のようになります。
- 生活の中で仕事の占める割合が減った
- 感情が安定している
- これから先も継続して働くことができそう
- 給料が減った
- 運動不足になる
- 給食が食べられない
それぞれ説明していきますね。
転職後のプラスの変化

教員から転職して、時間的にも、自分の精神的な負担的にも仕事の占める割合が減りました。
教員時代は、生活の8割以上が仕事中心に回っていましたが、今はおよそ半分ぐらいの感覚です。
また、仕事で悩むことは減ったので、精神的にも安定してきました。
教員時代は、この働き方を一生続けることは難しいと思っていましたが、今の仕事の働き方だったら、定年まで勤めることもできると思っています。
転職後のマイナスの変化

一方で、転職後の生活でマイナスの変化もあります。
一番大きいのは給料が減ったことです。
手取りで言うと-4万円ほどですが、ボーナスも減ったので、年収だと-140万ほど。
教員から転職した後の年収の変化についてはこちらの記事でまとめています。
関連記事:教員から転職したら年収はどれくらい減るの?原因と対策も紹介
月ベースで10万円程度減ってしまったのは正直しんどいです。
今の会社は副業がOKなので、少しでも取り戻せるように今は方法を模索しているところです。
教員から転職後の生活にゆとりがあるのはなぜ?
私の生活がここまでゆとりがあるのは、IT企業で在宅勤務ができるようになったというところがあります。
在宅勤務というと エンジニアやWEBデザイナーといった一部の人しかできないイメージがあるかもしれませんが、私のように特にスキルがなくても、業界を絞れば在宅勤務はできます。
特にIT業界は、営業職であっても在宅勤務ができることが多いです。
もしも、在宅勤務がしたいなと思うなら、IT系企業に特化した転職サービスを使ってみましょう。
具体的には エンワールド・ジャパン や マーキャリNEXT CAREER といった転職エージェントですね。
特別なスキルがないと、在宅勤務できない、と思ってしまいがちですが、
業界や企業を選べば、在宅勤務はできます。
実際に転職活動を始めてみようかなという人はこちらの記事で流れをまとめています。